今や多くの高齢者が利用している老人ホームは、公的機関から民間企業までさまざまな団体によって運営されていますが、その種類は運営母体や利用の目的・条件などで分けることができます。
わかりやすいように説明をすると、老人ホームは大きく「介護が必要な人が利用できる施設」と「自立した生活が可能な人が利用できる施設」に分けられます。
前者に分類される施設には介護付有料老人ホーム、グループホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設などがあります。
これらを利用するためには、行政から要介護認定を受けることが必須です。
一方、後者に分類される老人ホームにはサービス付き高齢者住宅、高齢者専用賃貸住宅、軽費老人ホーム、ケアハウスなどが挙げられます。
こちらは要介護度3程度までの人が対象で、認知症の人の受け入れや看取りは行わないとしている所が多いです。
