老人ホームの費用が軽くなる制度は、いくつかありますが、扶養控除のように注意しなければいけない制度もあります。
扶養控除は同居している人が扶養対象になる事で控除が行われるものです。
しかし、家族が老人ホームに入っている場合は、同居しているとは見なされず、控除が受けられなくなってしまいます。
デイサービスなどを活用して自宅での介護を受けているのであれば、扶養控除の対象になってきます。
70歳以上の老人の場合、同居老親は58万円が控除され、それ以外では48万円が控除されます。
老人ホームの費用を軽くするのには扶養控除は適していませんが、今老親と同居していて、将来的に老人ホームへの入居を考えている時に、資金を貯める方法としては有効です。