特別養護老人ホームは介護が必要な方のための公的な施設です。
料金は月々の利用料のみで、介護保険が適用され自己負担額を低く抑えることができる、高齢者保護の機能を持つ老人ホームです。
施設のある市町村に住んでいる人だけが入居できる「地域密着型施設」と誰でも入居可能な「広域型施設」があります。
特別養護老人ホームには、入居者の費用負担を軽くする制度が存在します。
「特定入所者介護サービス費」は、あらかじめ市町村から、年金や収入に応じた負担限度額認定を受けることで、家賃に当たる居住費と食費の、負担限度額を超えた部分が支給される制度です。
「社会福祉法人等による利用者負担の軽減制度」は、生活困窮者の介護保険サービスの利用促進のために、一部の社会福祉法人が行っている制度で、実施していない法人もあります。